ホームドクター

今までの建築業界は新築と増改築を分けて考えてきました しかし、200年住宅がキーワードの時代 古くなったら取り替える発想は過去のものです つまり、ライフスタイルの変化にあわせた改造・修理の 延長線に新築の選択があるのです 住まいと、そこに暮らす人は日々変化しています 人間の体も毎日の血圧・体重などをこまめに知ることで 病気を予防できますよね 建物も日々の検診を忘れると大きな手術になることがあります 今こそ、信頼のおける住まいのドクターが必要なのです クリナップのシステムバスです 断熱材の改修が難しいお家には、断熱６面体断熱パネルのお風呂が効果的です

ガーデンエクステリアのご提案

エクステリアもお任せください プランターには保湿性と水ハケの相反する条件をクリアーするのです 栗の木も腐るので、防腐剤のメンテは必要ですよ くれぐれも、環境にストレスの少ない塗布剤を使いましょうね

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美しい日本の家

長い間、すこしづつ手を加えているお家です
リフォームと言うよりは、修繕築です
築、60年を越えた家で、私が物心付いた時と変わっていません
実は、父の時代から（現役ですが）　私も手を加えている住まいです
私が係わってからすでに、15年
気密断熱とは縁の無いお家ですが、先人の大工の知恵
風土に合った合理的な作りには、関心しています
真冬を除くと結構暖かい（感じ）のです


数年前、漆喰の塗り替えをしましたが、汚れず綺麗な状態でした
日本の風土に合った自然素材は、気候に左右されず
左官職人は減りましたが、父の同期の左官さんに仕上ていただきました
最近は、珪藻土の仕事が増えましたが、平坦に塗り上げるのが技術自慢と話します
最近の珪藻土コテムラの仕事を頼むと、ムラを付けるほうが難しいと言います


軒が大きく張り出しています
釘も使わず、大工の木組みでがっちり噛み合っているのです
軒を出す事は、西洋の建物を見習ううちに忘れてきたことですね
雨・風・四季の有る日本人の千恵・本質を忘れずに設計していかないといけませんね
干し柿がなんとも、良い感じです


学んだ事
地震の力は受け流す事も秘訣
自然素材とは、風土に合った建材
構造材を表す事は美しく安心感がある

そして
私は、日本の風土が生んだ先人の知恵を否定しません
日は東から昇り、西に沈む
太陽のいたずらが、四季を生み美しい日本の風景が出来たこと
そして、建物も日本の風景になっていること

今
海外の成功例と日本の風土（岩手）にマッチする風景を作ること
流行もわきまえて、本質を見失わないこと
いままで無駄に使ったエネルギーを大切にすること

わたしは
デザインと言う視点で、人と環境にストレスの無い、日本の風景を作ること